〔徒然草〕晴れた林道を巡る (5)
2023-05-27

これは可憐なエイザンスミレたちですね。群馬県で観察した縦長の花冠を持つ個体群とは印象が違います。見慣れた姿に近いので、個人的に違和感が少ないのですが、それぞれ、色合いや醸し出す雰囲気がちょっとずつ違っていて、個性的ですね。

山梨県には、過去、何度も何度も訪れていました。単車で、山の様子を見ながら、あっちこっちと動き回る方式だったので、初めての自生地では、どこで撮影したのかが分からなくなることもあったのです。それで、18年程前には、米国メーカーであるガーミンのハンディGPSという機器を持ち歩いていました。現在、その機能をスマートフォンが受け持ってくれていますので、本当に助かります。

当時のハンディGPSはTVリモコンよりも大きくて、重さもあり、バッテリー残量を気にしながら運用していました。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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〔徒然草〕マイクロバスに揺られ (6)
2023-05-26

拙宅の狭い栽培棚を見て通り過ぎる方が、意外に多いようです。時々、「白い花がありますね?!」と驚きの声を掛けられました。白い花は園芸流通品だけでなく、一般的な自生品でも少なくないと、すみれ好きたちは知っています。できるだけ簡単に説明しますが・・・。

マルバスミレは明るい緑色の葉と真っ白い花を持つ綺麗な種ですが、雨が降ってしまうと、地面の泥がはねて、せっかくの白い花弁に斑点が付着してしまいます。毎年、そのような姿をよく目にしました。個人的には「よく見かける種」に分類されますが、例えば、京都府RDBでは「絶滅寸前種」になってしまいました。多くの資料では青森県が北限とされますが、標本DBでは北海道にも稀有な記録があります。

多く栽培される庭では、夏が来る前に植え替えようと大忙しでしょうか。拙宅では、ちょっとずつしか、手が付きません(汗)。
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〔徒然草〕マイクロバスに揺られ (5)
2023-05-25
岩手の話を続けていました。群馬に出掛けたのは先月末のことですから、記憶が曖昧になる前に整理したいところです(汗)。

ルートの早い段階で登場した面長な顔を持つエイザンスミレです。個人的な話ですが、記憶を辿ってみて、これだけ花冠が縦長なケースは少なかった印象を持っています。エイザンスミレは自生地によって多彩な表情を見せてくれますが、ここでは花の色合いも、ちょっと独特です。葉全体や花茎に微毛が密生していることも珍しいと感じたのですが、そんな話題は出ませんでした。

近辺では多彩な変わり者が見られ、それが地元では「普通」だったりしますので、我々もそんな気分になってしまいます。^^

今年も北海道に遠征したかったのですが、今のスケジュール感では難しそうです。先延ばしできる年齢ではないのですがね。
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ルートの早い段階で登場した面長な顔を持つエイザンスミレです。個人的な話ですが、記憶を辿ってみて、これだけ花冠が縦長なケースは少なかった印象を持っています。エイザンスミレは自生地によって多彩な表情を見せてくれますが、ここでは花の色合いも、ちょっと独特です。葉全体や花茎に微毛が密生していることも珍しいと感じたのですが、そんな話題は出ませんでした。

近辺では多彩な変わり者が見られ、それが地元では「普通」だったりしますので、我々もそんな気分になってしまいます。^^

今年も北海道に遠征したかったのですが、今のスケジュール感では難しそうです。先延ばしできる年齢ではないのですがね。
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〔徒然草〕奥羽の山々を縦走 (9)
2023-05-24

山の南斜面に切り込みを入れて巻き込むように続く山道に、ミヤマスミレがぼちぼち咲いていました。角度がある法面には遮る樹木もなく、陽光が直接差し込みます。ミヤマスミレって、こんな場所にも咲くんだなぁと、頭の中のすみれ情報を修正していました。

葉っぱに艶々感が強いですね。鋸歯の切れ込みが粗めで、掌で水をすくう時のような形をしています。この様な環境で咲く様子を撮っておきたかったので、敢えて、遮光せずに明るいままで撮影しました。意識していなかったのですが、デジタルカメラよりスマートフォン画像の方がスッキリと撮れています。便利ですね。重いカメラを2台、ビデオカメラ、三脚などを持ち歩いていた昔を思い出しました。

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〔徒然草〕奥羽の山々を縦走 (8)
2023-05-23
一面にニョイスミレが咲いていた場所は、西和賀の北端で、もう雫石や盛岡という標識が現れる位置でした。そして、このシラユキスミレを見つけたのは北上が近い位置です。実は、直線なら30Km程度なのですね。距離感がおかしくなってきていました(笑)。

それにしても、シラユキスミレとは久しぶりです。栽培品を除けば、20年以上前に新潟の田んぼで、その後は、尾瀬の山道で出逢ったきりだったかも知れません。ニョイスミレの個体数は極めて多いのですから、いつも丹念にチェックしていれば、もう少し頻繁に出逢っていたのでしょうか。まぁ、白花変種ですから、探して見つかるという代物ではないのでしょう。気づいたら、ラッキーということですね。
「白花変種」という言葉は、時々、うまく通じません。でも、植物には使わない「アルビノ」とは別の性質なので困るのです。
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それにしても、シラユキスミレとは久しぶりです。栽培品を除けば、20年以上前に新潟の田んぼで、その後は、尾瀬の山道で出逢ったきりだったかも知れません。ニョイスミレの個体数は極めて多いのですから、いつも丹念にチェックしていれば、もう少し頻繁に出逢っていたのでしょうか。まぁ、白花変種ですから、探して見つかるという代物ではないのでしょう。気づいたら、ラッキーということですね。
「白花変種」という言葉は、時々、うまく通じません。でも、植物には使わない「アルビノ」とは別の性質なので困るのです。
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