fc2ブログ

すみれを追いかけて

春夏秋冬 東西南北 すみれ追っかけ日記

〔徒然草〕小さい方が有利?!

 この白い花はオオタチツボスミレ(白花変種)です。もう20年間の長きにわたって、我が家の棚で遺伝子を維持してくれています。でも、「大」が付くタチツボスミレにしては小さくないでしょうか。

オオタチツボスミレ(白花変種)

 花も小さいのですが、それだけではなく、既に果実が炸裂する時期になっても、鉢にすんなり収まっています。夏場に向かって、もう少し大きくなりますが、昔は、もっと大きくなったように記憶しています。

オオタチツボスミレ(白花変種)

 鉢などの容器は育ち具合に応じて取り替えますが、最近は大きなプランターで芽を出しても、それほど大きく育たないですね。すると、容器の容量に制約されているために大きく育たないという訳ではないのでしょう。

オオタチツボスミレ(白花変種)

 生育環境の変化に対して生理的に順応することを、馴れるから「馴化(acclimation)」と言うそうで、日本光合成学会は「馴化には新規の遺伝子発現を伴うことがわかっている」と説明しています。へぇ、そうなんですか(驚き!)。

 * すみれたちの開花は、前半の猛ダッシュに比べて、後半はゆっくりだったそうです。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

© 2021 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved

スポンサーサイト



〔徒然草〕出逢いが多い年

 今年、この「徒然草」というコーナーで、マルバスミレをモチーフとして選んだ回数は、今回を含め、最多の4回目になりました。出逢いが多い年だった訳ですね。

マルバスミレ

 関東はマルバスミレが多く見られる地域にあるのかと思います。一方、元々、自生が少ない地域もあるのでしょうが、絶滅危惧情報に拠りますと、危惧されている府県が少なくはないようです。

マルバスミレ

 同じ自生地に何度か足を運んで感じたことですが、今年は幸運にもマルバスミレが比較的長い期間咲いてくれたものと思われます。アオイスミレが咲いている時期に、運良く見かけることができた場所で、八重桜が終わりかけている頃にもいっぱい咲いていました。

マルバスミレ

 「あれ、いつもはここで咲いているのに?!」という年もあり、開花時期や期間、個体数は、意外な程に変動するものなのでしょうか。すると、個体数調査って、変動する要素が多くて難しいものではなかろうかと心配になりました。^^
マルバスミレ


 * 事情があって、実家を訪ねないといけないのですが、さて、いつになることやら。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

© 2021 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved

 | HOME | 

 

プロフィール

Green Moonlight by NYAN

最近の記事

一覧表示機能付きカテゴリー

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

Search(ブログ内検索)

キィワードを入力して下さい

RSSフィード

(ご注意下さい)

無断複製・転載・使用を禁止します
侵害は著作権法に違反します

(C)2004-2022 Green Moonlight by NYAN
All rights Reserved

(ご来場者数)

(アフィリエイト)

 当サイトでは、第三者配信による広告サービスを利用しています。
 『すみれを追いかけて(以下当サイト)』はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

Template by たけやん