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すみれを追いかけて

春夏秋冬 東西南北 すみれ追っかけ日記

〔徒然草〕しっかり香りました

 撮影は3月末でした。臨場感なくて申し訳ないのですが、見かけた時には、なんだかホッとしたニオイタチツボスミレたちです。遅ればせながらの登場になってしまいました。

ハツネスミレ

 この時点では、まだ根元から花茎が直接出ており、まるで無茎種のような姿ですが、もちろん、この時期限りの一時的な様子です。

ハツネスミレ

 さて、香りが出ているかを確かめなければいけませんね。撮影についても、地面にへばりついて行っている訳ですが、更に花に鼻を近づけて確認してみることになりました。まだ新鮮でしたから、しっかり良い香りがありました。

ハツネスミレ

 余り群生はしないようですね。一つ二つがポツンポツンと咲いているのが普通でした。タチツボスミレやオオタチツボスミレでは、一面に群生していることが稀ではありません。でも、ニオイタチツボスミレについては、一面の群生というケースは稀有かも。皆さんの認識はどうでしょうか。

 * 今日、桜を観に出掛けると、早く咲き出したはずのすみれたちが、まだ粘っていました。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕きれいな色合いの花

 このハツネスミレという園芸交配種を初めて目にしたのは各地のすみれの展示会でした。当初は「へぇ~!」ぐらいに思っていたのですが、熊本すみれ会さんの展示会で、真摯に観察した際に「あ、これはイイかも」と思ったのです。

ハツネスミレ

 ただ、こうした園芸交配種は育ててみないとピンとこないことがあります。やっと入手できたのは9年も後のことで、軽い気持ちで育ててみて驚かされてしまいました。

ハツネスミレ

 ポット苗の頃は、マゼンタの珍しい花色かなという程度の印象だったのですが、後日、まず、花期がとても長いことが分かりました。そして、入手したポット苗の頃には無茎種の風情だったのですが、徐々に茎が立ち上がってきて、ついに茎の分かれ目から蕾が出るようになったのです。

ハツネスミレ

 実は、これだけでは終わらず、根元に近い部分から、茎が木質化してきました。挿し木もできます。これはスゴイと、今年も殖やしてみようと思っています。

 * 毎日、「今日は日光で咲いている」、「明日はどこまで」と心で追いかけるばかりです。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕小さいメラニウム属

 日当たりが良いとは言えない住宅地の栽培棚でも、開花のピークは過ぎようとしています。しばらく、栽培鉢数を減らしていたもので、生命力が強い種と、ここ2~3何年間に購入した種だけになってしまいました。

ヴィオラ・アルベンシス

 その前者に当たるヴィオラ・アルベンシスが、あちこちで開花しています。早くから咲き出して、遅くまで咲いている花期の長い種です。その間に大量の種子を放出して、力尽きたかのように一気に消えてしまう傾向があります。

ヴィオラ・アルベンシス

 スミレ属の草本は、一般に多年草ですが、この種を見ていると、冬には地上部のみならず、地下部分も消えて、越冬はしていない様子ですね。事実上の一年草とみなしています。

ヴィオラ・アルベンシス

 さて、このヴィオラ・アルベンシスをよく見てもらえば、小さいパンジーの仲間(メラニウム属)ですね。実は、極く小輪タイプや、ラビットなどと呼ばれる細弁タイプの園芸種ビオラにとって交配親に当たります。

 * 東京都も「まん延防止等重点措置」適用とのこと。また、動きづらくなりますが仕方ありません。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕揺れる色合い

 今年初のアカネスミレです。高尾山の話が長引き、登場が遅れましたが、3月末に観察していました。

 思惑では高尾山周辺でも、品種のオカスミレを観察できるつもりでいたのですが、目を凝らして探したものの、見つけ出すことができなかったのです。

アカネスミレ

 こちらのアカネスミレは、植物体全体に微毛が見られて、長めの距の様子なども総合して、典型品に近いのではないかなぁと思っています。

アカネスミレ

 花弁の色合いが赤紫の写真と青紫の写真があるように見えますが、実際には大きな差ではありません。この色の系統は太陽光の受け具体等に影響されやすい傾向があると同時に、マゼンタ系やエメラルドグリーンはデジタルカメラ泣かせという側面を持っています。

アカネスミレ

 少し時間に追われながら、それでも、すみれたちを見かける度にへばりついて撮影していました。^^

 * へばりついて撮影する姿は、正当なる「すみれ好き」の春のスタイルですね。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕高尾山ふたたび (8)

 長く続けてしまいました高尾山のすみれのお話は、一応、今回で終わりにさせていただこうと思います。

スミレ

 一時間に一本しかないバスに乗れず、駅から徒歩になった往路で見かけた風景です。石垣の隙間に咲くスミレですね。こんな植物たちのおかげで、長い距離もあまり苦痛になりませんでした(復路は、かなりキツかったのですが…)。

スミレ

 この辺では石垣のヒメスミレが有名になっていましたが、すみれたちが石垣の下部ではなく、途中から生える不思議について、小学校低学年向けの「スミレとアリ」という書籍に説明されていたと記憶しています。

スミレ

 答ですが、スミレ属の多くが「蟻散布植物」という性質を持っていることでした。補足すれば、アリが種子に付着するエライオソームという栄養価のある物質を利用しようと巣へ運び、不要になると、周辺にポイっと捨ててしまうのです。少しでも種子を遠くへ運んでもらう戦略なのでした。

 * また、新型コロナの新規感染者が増えてしまい、残念ながら不用意に動けませんね。

すみれの部屋@(花の写真館)
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〔徒然草〕高尾山ふたたび (7)

 こちらも、頂上に至る途中で撮影したタチツボスミレですから、軽く赤みを帯びた色合いになっていますが、実際に、肉眼で見える様子には近い景色なので、ご了承を!

タチツボスミレ

 高尾山のタチツボスミレは全体に丸っぽくて、花序の中央部分が白く抜けていることが多いように思います。近縁種であるニオイタチツボスミレと交雑したマルバタチツボスミレの特徴を持っている、そんな印象を持っている方が多いのではないでしょうか。

タチツボスミレ

 もちろん、これらはタチツボスミレに違いありませんが、タチツボスミレ類は交雑種に稔性があるケースが多いので、結果的に浸透交雑しやすいグループと言われます。外見的に分かりやすく特徴が出ているということかも。

タチツボスミレ

 春早い時期に気温が上がって、慌てて開花したという風情ですから、まだ、茎が立ち上げっていません。その状況で、もう果実が膨らみ始めていて、今年を象徴していますね。

タチツボスミレ


 * もう街路ではハナミズキが咲き出し、公園の藤棚が紫色を帯びています。早すぎる!

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕高尾山ふたたび (6)

 繰り返しになりますが、白っぽい個体がとても多く見られたナガバノスミレサイシンです。でも、過去には、そこまで極端ではなかったような気がするのですが…。

ナガバノスミレサイシン

 黙々と歩いて、ほぼ山頂近くまでやってきたところ、淡い青紫の個体群が目に入ってきて、なんだか、安心しました。実は、もう夕日が差し込む時間帯になっていて、波長の長い光で写真がオレンジっぽい色合いになっていますね。

 あー、これはこれで温かみのある雰囲気がいいなぁと思いながら、じっくり撮影をしていた訳ですが、ふと考えると、こんな頂上付近で夕日が差し込んでいて大丈夫でしょうか。

ナガバノスミレサイシン

 後ろ髪を引かれる思いで、この一角を後にしたのですが、ほんの少し歩くと、今度は愛らしいヒナスミレがまとまって咲く一画に遭遇してしまって、ちっとも前に進んでいかないのです。更に続く、エイザンスミレの話は省略(笑)。

ナガバノスミレサイシン

 さて、そろそろ、まとめに入らないといけませんね。

 * 今週、少し気温が下がり、例年並みになるとか。でも、もう初夏の花たちが咲き出してます。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕高尾山ふたたび (5)

 3月末に訪れた高尾山はナガバノスミレサイシンで溢れていました。それから、特徴的だったことは、白っぽい個体が極めて多かったことでしょうか。

ナガバノスミレサイシン

 元々、ナガバノスミレサイシンの個体数は多かったことも事実ですし、白っぽい個体が多めだったことも事実ですが、こんな極端ではなかったような気がしています。

ナガバノスミレサイシン

 微妙な話になりますが、シロバナナガバノスミレサイシンという訳ではないんですよね。よく分かっていません(^^)。なにしろ、この長い名前が白花変種に対して与えられたものとは見られていないのです。使い方は悩ましいですね。

ナガバノスミレサイシン

 更にややこしくなる情報ですが、高尾山には極く白っぽい個体群と白花変種(所謂、純白種)の両タイプが見られると言われています。残念ながら、高尾山で白花変種を観察できていません。写真を拝見する限り、この両タイプ、見かけは良く似ていますが、「異質」というべきでしょうか。

 * 淡い青紫色の個体群も撮影していましたので、次回、使わせていただこうと思います。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕高尾山ふたたび (4)

 高尾山におけるマルバスミレは「まぁ、あることはある」という認識でした。余り、目に入らなかったのでしょうね。

マルバスミレ

 この日、とにかく、駅から山頂を経て、また駅に戻るまで歩きに歩いたものですから、いろいろな環境を目にすることになりました。その結果、存外、マルバスミレも咲いているものだと再認識したという訳です(笑)。

マルバスミレ

 明るい場所とか、暗い場所とか、乾いた土壌とか、湿度が多い土壌とか、余り、環境を選んでいないような印象です。マルバスミレというと、崩壊した法面などに、ふっと現れ、時が経過して周囲に植物の姿が増えてくると、いつの間にか消えていくパイオニア植物という側面があります。

マルバスミレ

 ハイカーが歩く山道の路傍って、余り安定感がありませんよね。もう何度も通っていますが、道が崩れていたり、工事されていたりする様子をよく見かけます。次に訪問した時、同じ場所でマルバスミレを見られるとは限りませんね。

 * 三日も外出して、その外出先のすみれの話をしてしまって、気が付けば、もう一週間も過ぎています。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕早すぎる開花? (2)

 キスミレが咲いているということは、それに見あうだけの平均気温に達していたということですよね。それなら、もしかすると…、ということで、もう一つの自生地まで出向いてみることにしました。

 わぁ、オクタマスミレが咲いているじゃないですか!

オクタマスミレ

 少し雲が出て太陽が隠れたため、差し込む弱い陽光を待ちながら撮影しています。この一画にはオクタマスミレであることを示す独特の葉が多かったのですが、結果として、この一画でしか見つけることができませんでした。

オクタマスミレ

 その周辺で両親であるヒナスミレやエイザンスミレの姿がたくさん見られたことに気を良くして、丹念に探してみたのですが、残念ながら、見つけることができませんでした。

オクタマスミレ

 以前、もう少し多くの個体を観察できました。おそらく、出揃うには、もう少しの時間が必要なのかも知れませんね。今回、これで満足すべきでしょう。

 * 新規コロナ感染者が増加傾向。大人しくしている内に季節は移ろっていきます。悩ましい限り!

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕早すぎる開花? (1)

 あれ、これは!!勿論、ご覧の通り、キスミレに違いないのですが、実は、昨日、撮影したものです。開花が早すぎるような…、如何でしょうか。

キスミレ

 九重付近を除けば希少種に該当しますから、具体的な撮影地が分からないように写真選択を工夫していますが、分かる方には分かってしまいますよね。

キスミレ

 当初予定では、「まだ早いだろう」という思いから、この自生地付近まで足を延ばす予定はありませんでした。一方、散策を予定していた自生地へ「冬季閉鎖」で踏み込むことができなかったのです。

 意図しなかった「偶発的な」もしくは「不思議な」状況が導いた邂逅(出逢い)でしたが、その場に導かれた者にしてみれば、とても嬉しいドラマになりました。^^

キスミレ

 予定より遠くまで来てしまったので、余り深追いをせず、帰路に就こうと考えつつ、お話はもう少し続きます。

 * 可能なら九州や四国、関西圏へ遠征したかったのですが、今年は諦めざるを得ませんでした。

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