〔徒然草〕青田刈りの日々
2020-06-28

拙宅の栽培棚で、かれこれ20年間も世代を重ねている、丈夫なシロバナオオタチツボスミレの末裔です。ただ、最近は花数も少なくなって、株全体が小さい姿になっていたのが気になっていました。原因は、閉鎖環境で健気に生き残っているのに、きちんと世話ができていないからという単純なものでした。よく生き残っていてくれたものです。

昨年来、なんとか、株を拾い上げて植え替えをしてみたところ、全ての鉢でしっかりした姿を回復してくれました。今は、閉鎖花を展開して盛んに種子を生産中です。淡い緑色に膨らんだ蒴果が「完熟して飛び散る」というステップとは限りません。その色合いのままで、良く晴れた日には、突然、炸裂してしまいます。この数量では袋掛けもたいへんですから、毎日、様子を見つつ青田刈りをしています(笑)。

* しっかり梅雨ですが、時々、夏だぁ!という日が混じります。突然、エアコンが故障と判明。2週間待ちで明後日交換予定です。良かった。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
© 2020 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved
スポンサーサイト
〔徒然草〕猛暑日に咲く
2020-06-11
本日、関東は午後から一気に梅雨っぽくなってしまいました。気象予報、すごい!!予報を信じて、一昨日、出掛けて正解でした。ただ、愛車の外気温センサーは37℃を表示。いわゆる、猛暑日ですね。迂闊にも半袖で長時間走り、腕は真っ赤です。

記憶を頼りに辿り着いた自生地に、タチスミレの花が一輪だけ咲き残っていました。以前に訪問した際、この時期にはまだ多くの花が見られたものですが、日照時間や平均気温等を含む気象条件で左右されるのかも知れませんね。ただ、目に留まった個体数が少なすぎて納得いかず、30Km程離れた別の自生地まで足を延ばしてしまいました。

結果、既に2m近くまで育った葦が隙間なく一面に林立する広大な景色を前にして、文字通り、取り付く島を見つけることができず、呆然と眺めて引き返しました(笑)。あ、勿論、初めて訪れた訳ではないのですが、いつもの萱場(茅場)、つまり、屋根を葺くための茅を刈る場所や、観察しやすい秘密の場所が、なぜか見当たらず。よもや、闇雲に分け入る訳には…。第一、立ち入りが禁止されているエリアが年々増えてきて、普通に出掛けても見ることができなくなっているようです。
因みに、今年も花の芳香は確認できず。何とか自分で確認したいところです。
* オドメーターがやっと280Kmの新コミューターは三輪です。二輪を意味するバイクと呼ぶのは不相応かも。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
© 2020 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved

記憶を頼りに辿り着いた自生地に、タチスミレの花が一輪だけ咲き残っていました。以前に訪問した際、この時期にはまだ多くの花が見られたものですが、日照時間や平均気温等を含む気象条件で左右されるのかも知れませんね。ただ、目に留まった個体数が少なすぎて納得いかず、30Km程離れた別の自生地まで足を延ばしてしまいました。

結果、既に2m近くまで育った葦が隙間なく一面に林立する広大な景色を前にして、文字通り、取り付く島を見つけることができず、呆然と眺めて引き返しました(笑)。あ、勿論、初めて訪れた訳ではないのですが、いつもの萱場(茅場)、つまり、屋根を葺くための茅を刈る場所や、観察しやすい秘密の場所が、なぜか見当たらず。よもや、闇雲に分け入る訳には…。第一、立ち入りが禁止されているエリアが年々増えてきて、普通に出掛けても見ることができなくなっているようです。
因みに、今年も花の芳香は確認できず。何とか自分で確認したいところです。
* オドメーターがやっと280Kmの新コミューターは三輪です。二輪を意味するバイクと呼ぶのは不相応かも。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
© 2020 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved
〔徒然草〕ウィンウィンの関係
2020-06-06

平地の一般的なすみれたちは、ほぼ花期を終えましたね。例年、この時期には展示会で拝見させていただいたすみれたちの話題を書くことが多かったのですが、展示会のほとんどは開催できず。結果としてネタ切れ状態ですが、まぁ、のんびりと更新していきましょうか。

過去に撮影した写真ですが、タチツボスミレにしがみついているビロードツリアブの姿が興味深いところです。ビロードツリアブは、多くのすみれたちにとってお馴染みのポリネーター(花粉媒介者)ですよね。それぞれの脚(あし)が花弁をしっかり掴んで、風で揺れようがとても安定している様子が見て取れます。ポイントは長い口吻と唇弁の距の構造がマッチするか!ですね。ホバリングを可能とする小さく速い動きをする翅(はね)と毛むくじゃらの体は、まさに花粉を運ぶために生まれた姿であり、すみれたちとウィンウィンの協力関係を築いています。
* 県境をまたぐ移動自粛の解除近し。ただ、個人的に移動手段に制限がありました。「白猫号Ⅱ」本日到着!
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
© 2020 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved