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すみれを追いかけて

春夏秋冬 東西南北 すみれ追っかけ日記

〔徒然草〕ユニークかつ魅力的

 3枚の写真について、それぞれ、補足しておきますね。

ハツネスミレ

 1枚目は、ポット苗を購入後に株分した株の一つで、越冬2年目に当たり、主な茎が木質化しています。どうした訳か、大きな葉の前に、小さな花に似合わない大きな果実が見えていますが、実は、割ってみると空洞でした。こうした空洞状果実があちこちにできて、種子を作ろうという健気な気概が感じられます。

ハツネスミレ

 2枚目は、硬めの茎をカットして茎刺しで増やしている株たちです。水に刺しておけば簡単に発根するだろうと思っていたのですが、存外、時間を要しました。アジサイのようにはいかないようですね。

ハツネスミレ

 最後の3枚目は、4月初旬に撮影した、元気に花を咲かせている頃の姿です。この株は5月半ばまで花を咲かせ続けて、通算、どれだけの花数に至ったのか数え切れない程でした。この交配種は、なかなかユニークかつ魅力的な性質を持っているなぁと思っています。

 * 株分した残り株は、分けたの?という程の大株で、すみれ向けには最大径を持つ鉢に植えています。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

© 2021 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved

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〔徒然草〕きれいな色合いの花

 このハツネスミレという園芸交配種を初めて目にしたのは各地のすみれの展示会でした。当初は「へぇ~!」ぐらいに思っていたのですが、熊本すみれ会さんの展示会で、真摯に観察した際に「あ、これはイイかも」と思ったのです。

ハツネスミレ

 ただ、こうした園芸交配種は育ててみないとピンとこないことがあります。やっと入手できたのは9年も後のことで、軽い気持ちで育ててみて驚かされてしまいました。

ハツネスミレ

 ポット苗の頃は、マゼンタの珍しい花色かなという程度の印象だったのですが、後日、まず、花期がとても長いことが分かりました。そして、入手したポット苗の頃には無茎種の風情だったのですが、徐々に茎が立ち上がってきて、ついに茎の分かれ目から蕾が出るようになったのです。

ハツネスミレ

 実は、これだけでは終わらず、根元に近い部分から、茎が木質化してきました。挿し木もできます。これはスゴイと、今年も殖やしてみようと思っています。

 * 毎日、「今日は日光で咲いている」、「明日はどこまで」と心で追いかけるばかりです。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕交雑種の返り咲き

 茎刺しから大きく育ち、夏を越したハツネスミレです。返り咲きしていますね(笑)。

 ご覧の通り、茎は伸びに伸びて、まるで、ハンギング・プランターに仕上げたパンダスミレ (Viola banksii) のような姿です。ただ、葉の方は大きくて、ニョイスミレ、もしくは、ムラサキコマノツメを連想させるサイズの花が更に小さく見えてしまいますね。

ハツネスミレ

 現在も幾つかの花が咲いているのですが、この交雑種は極めて多花性で、シーズン中、次々に花を咲かせ続けていました。返り咲きも次々と咲いてくれたら嬉しいなぁと。さて、なんとか時間を作って、野の返り咲きを探しに出かけたい気分です。

 * 昨年夏に母が他界、まさか、その一年後に姉が倒れるとは思ってもいませんでした。故郷と千葉を行ったり来たりの日々です。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕茎刺しの成功率

 茎刺しを試していたハツネスミレの「その後」です。

 向かって右側、少し疲れてる感じの方が購入した親株です。一方、向かって左側、全体に葉が大きくて元気な方が、茎刺しを試していた子株という訳です。あっという間に親株の大きさに追いついてしまいました。親の様子を見て、背の高い鉢に植えて正解だったようですね。


ハツネスミレ

 この子株に少し遅れて、茎刺しを追加した弟株も大きくなっています(左右の小さめの鉢が弟株たち)。数株ずつ植えているのですが、余り大きくなっていません。タイミングや環境にも影響されるのでしょうが、成長の度合いは別として、茎刺し自体の成功率は100%でした。

 * やっと、長かった梅雨が明けました。今日は、まるで嘘のような夏の青空です。ただ、さぁ、出掛けよう!という雰囲気ではありませんね。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕小さな花が咲きました

 今年、初めての栽培なので未確認ですが、原則として、異節間雑種であるハツネスミレに稔性は期待できないはずです。それで、半月程前、折れてしまった茎をカットして、茎刺しを試していました。爪楊枝の先並みの花芽があったことは認識していたのですが、ここ2~3日でスッと伸びて小さな花が咲いてしまいました。近接撮影して大きく見えていますが、この花、実は直径5mm程度しかありません。

ハツネスミレ

 半月程で発根して、花を咲かせるだけの力を備わったとすれば、なかなか良い成績ではないでしょうか。親株は傘を拡げるように大きく伸長していて、いっぱい茎刺しができる状態ですが、まだ花が咲き続けていますので、もう少しだけ待ってみようと思っているところです。

 * 向かって左側は昨日撮影したもの。今朝になると、極めて小さくて、かわいらしい花が開いていました。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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