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すみれを追いかけて

春夏秋冬 東西南北 すみれ追っかけ日記

〔徒然草〕晩春に咲くすみれ

 予報では、来週から夏日が続くそうです。すみれたちの姿を見る機会が少ないまま、もう、こんな時節になってしまいました。棚の花たちも少なくなってきましたが、ニョイスミレやムラサキコマノツメは絶好調です。

ムラサキコマノツメ

 ムラサキコマノツメは、まだまだ咲き続けそうですが、この写真は4月末に撮影したもので、後方に(今は、もう花期を終えた)大きな花が見えているので、遠近感が少し変ですね。長い花期を活かした繁殖力で、結果、余り意識することなく、もう長く代を重ねています。

ムラサキコマノツメ

 実は、同じ頃から栽培しているオオタチツボスミレ(白花)が余り花を咲かせませんでした。あちこちで、こじんまりと生き残っていた株を拾い上げて、植え替えて肥培しています。こちらも丈夫だったので、つい、油断をしていました。

 * 花が咲いている内に名前を書いた札を挿しておかないと、ニョイスミレと区別できません(笑)。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕黒い種子を大量生産

 これは小さなすみれ、ニョイスミレの色違い品種であるムラサキコマノツメです。丈夫で育てやすく、繁殖力もあって、特に手間いらずで長く自然に代を重ねています。花後に多くの果実を膨らませて種子を大量生産します。ラベルが風で飛ばされたりすると、ニョイスミレとの区別は不可能ですね。

ムラサキコマノツメ

 特に唇弁に集中的に見られる「紫条」と呼ばれる筋が赤紫色。ニョイスミレの場合、これが青紫色、もしくは紺色という訳です。その赤みが花弁にも染み出ているということでしょうか。言ってみれば、色素組成に関する小さな違いに過ぎないのでしょう。

ムラサキコマノツメ

 黒くて小さな種子は、裂開する莢の力で比較的遠くまで飛ぶようで、びっくりするような遠い位置にある鉢から芽が出てきます。

* 色素組成(フラボノイド化合物であるアントシアニンの水酸基組成)が少し違うのかと勝手に想像。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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