〔徒然草〕浸透交雑の程度
2020-12-05
実は、かなり古い写真です。パッと見では「タチツボスミレ」ですね。妙なことを述べますが、それでも正解だろうなぁと思います。まぁ、こだわる方なら、「マルバタチツボスミレ」とおっしゃるのではないでしょうか。葉と花、それぞれに「ニオイタチツボスミレ」の特徴が垣間見えていますね。

タチツボスミレの葉は、もう少し、きゅっと尖り気味になるケースが多いと思われます。一方、花の中央部が白く抜けて、花冠全体としての形状が丸い点はニオイタチツボスミレの性質が現れているように思われます。しかしながら、このような個体は余りにもよく見かけますよね。広義のタチツボスミレ~的な説明をしたとしても、あながち、間違いではなさそうな気がします。「マルバタチツボスミレ」と言い張るには、できれば、もう少し濃い紫色をしていて欲しいところ。浸透交雑の程度の問題でしょう。
* 比較的暖かい晩秋でしたが、そろそろ寒さが身に沁みるようになりました。今年、春は遠いなぁと特に感じます。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
© 2020 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved

タチツボスミレの葉は、もう少し、きゅっと尖り気味になるケースが多いと思われます。一方、花の中央部が白く抜けて、花冠全体としての形状が丸い点はニオイタチツボスミレの性質が現れているように思われます。しかしながら、このような個体は余りにもよく見かけますよね。広義のタチツボスミレ~的な説明をしたとしても、あながち、間違いではなさそうな気がします。「マルバタチツボスミレ」と言い張るには、できれば、もう少し濃い紫色をしていて欲しいところ。浸透交雑の程度の問題でしょう。
* 比較的暖かい晩秋でしたが、そろそろ寒さが身に沁みるようになりました。今年、春は遠いなぁと特に感じます。
すみれの部屋@(花の写真館)
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花色が薄く花弁が細い方がタチツボスミレ、花色が濃く花弁が丸い方がニオイタチツボスミレ…、と言いたいところですが、どうやら、そう単純ではなく、葉がほぼ同じ姿をしています。開いてみると、どちらもタチツボスミレ風な丸葉で、ニオイタチツボスミレ独特の三角状長卵形をしていません。

もう一枚の写真をご覧ください。花色や形状こそニオイタチツボスミレ然としていますが、それ以外はタチツボスミレの特徴を持っているようです。すぐ近くで咲いていました。まぁ、こうしたケースでは境界線が判然としないものですが、マルバタチツボスミレの部類に入れるべきなのでしょうね。
すみれの部屋@(花の写真館)
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