〔徒然草〕小柄なエイリアン
2021-06-06
こうした外来種については、国内で一般流通している書籍などで情報を得ることは困難ですから、以前から欧州などのネット情報に依存するしかありませんでした。

今回もウロウロとWebブラウジングしていましたところ、ヴィオラ・アルベンシスを Alien(エイリアン)と表現しているサイトがありました。あ、なるほど、外来種は ”Alien Species”ですから、まぁ、言葉通りですよね。でも、雑草の研究者には「侵入危惧雑草種」に位置づけられている、とのことですから、ある意味、イメージ通りでしょうか。

雑草図鑑の記述によりますと、帰化種は渡来時期によって新帰化、旧帰化、そして史前帰化とされ、合算すると、雑草全体の8割に相当するそうです。

蛇足ながら、スミレ(マンジュリカ種)は雑種起源と判明しており、ユーラシア大陸の東北部が分布の中心となるノジスミレの仲間と、国内に自生していない不明種が主要な親であるとか。では、スミレって外来種でしたね。^^
* 最近、外来種は駆除しなければ!との意見を散見しました。でも、どこからが外来種なのでしょうか。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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今回もウロウロとWebブラウジングしていましたところ、ヴィオラ・アルベンシスを Alien(エイリアン)と表現しているサイトがありました。あ、なるほど、外来種は ”Alien Species”ですから、まぁ、言葉通りですよね。でも、雑草の研究者には「侵入危惧雑草種」に位置づけられている、とのことですから、ある意味、イメージ通りでしょうか。

雑草図鑑の記述によりますと、帰化種は渡来時期によって新帰化、旧帰化、そして史前帰化とされ、合算すると、雑草全体の8割に相当するそうです。

蛇足ながら、スミレ(マンジュリカ種)は雑種起源と判明しており、ユーラシア大陸の東北部が分布の中心となるノジスミレの仲間と、国内に自生していない不明種が主要な親であるとか。では、スミレって外来種でしたね。^^
* 最近、外来種は駆除しなければ!との意見を散見しました。でも、どこからが外来種なのでしょうか。
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〔徒然草〕小さいメラニウム属
2021-04-09
日当たりが良いとは言えない住宅地の栽培棚でも、開花のピークは過ぎようとしています。しばらく、栽培鉢数を減らしていたもので、生命力が強い種と、ここ2~3何年間に購入した種だけになってしまいました。

その前者に当たるヴィオラ・アルベンシスが、あちこちで開花しています。早くから咲き出して、遅くまで咲いている花期の長い種です。その間に大量の種子を放出して、力尽きたかのように一気に消えてしまう傾向があります。

スミレ属の草本は、一般に多年草ですが、この種を見ていると、冬には地上部のみならず、地下部分も消えて、越冬はしていない様子ですね。事実上の一年草とみなしています。

さて、このヴィオラ・アルベンシスをよく見てもらえば、小さいパンジーの仲間(メラニウム属)ですね。実は、極く小輪タイプや、ラビットなどと呼ばれる細弁タイプの園芸種ビオラにとって交配親に当たります。
* 東京都も「まん延防止等重点措置」適用とのこと。また、動きづらくなりますが仕方ありません。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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その前者に当たるヴィオラ・アルベンシスが、あちこちで開花しています。早くから咲き出して、遅くまで咲いている花期の長い種です。その間に大量の種子を放出して、力尽きたかのように一気に消えてしまう傾向があります。

スミレ属の草本は、一般に多年草ですが、この種を見ていると、冬には地上部のみならず、地下部分も消えて、越冬はしていない様子ですね。事実上の一年草とみなしています。

さて、このヴィオラ・アルベンシスをよく見てもらえば、小さいパンジーの仲間(メラニウム属)ですね。実は、極く小輪タイプや、ラビットなどと呼ばれる細弁タイプの園芸種ビオラにとって交配親に当たります。
* 東京都も「まん延防止等重点措置」適用とのこと。また、動きづらくなりますが仕方ありません。
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〔徒然草〕代を重ねて十数年目
2020-05-17
今年も、ヴィオラ・アルベンシスは早春から動き出していました。ところが、例年の同時期に比べて余り大きくなっていません。あちこちで芽を出していますが、総じて小さいままで花を咲かているのです。勿論、この種は秋口まで長く咲き続けますので、これから草丈は伸び続けるのでしょうが、この時期にも、それなりの大きさになっているはずなのです。

当家のヴィオラ・アルベンシスは、同じ時期に発芽した2株程度から代を重ねています。元々、自家受粉する傾向が強い種なので、遺伝子の多様性は期待できません。もしかすると、弱り始めているのではないかと心配になってしまいます。広域自生する強靭な種なので変異は少なくないので、別系統の種子を入手したら良いのでしょうか。ただ、「侵入危惧雑草種」という有り難くない指定を受けている種ですからねぇ!
* 花は極小なのに、草丈は30cm位にはなるのですね。茎が太い方ではなく、かなり無理をする性質です(笑)。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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当家のヴィオラ・アルベンシスは、同じ時期に発芽した2株程度から代を重ねています。元々、自家受粉する傾向が強い種なので、遺伝子の多様性は期待できません。もしかすると、弱り始めているのではないかと心配になってしまいます。広域自生する強靭な種なので変異は少なくないので、別系統の種子を入手したら良いのでしょうか。ただ、「侵入危惧雑草種」という有り難くない指定を受けている種ですからねぇ!
* 花は極小なのに、草丈は30cm位にはなるのですね。茎が太い方ではなく、かなり無理をする性質です(笑)。
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*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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たくましく、したたかに
2019-03-13
やっと動き出したばかりの棚に、あちらこちらと顔を出している緑色の芽がありました。そして、あっという間に草丈がここまで高くなったのはヴィオラ・アルベンシスです。もう花芽が見えていました。雑草のたくましさを持つパンジーの仲間ですね。

草丈はまだまだ高くなりますが、既に、他の植物よりも優位に太陽の光を受けることができる草丈を確保しているという訳です。早春から花を咲かせるというのに、初夏まで大量の花を咲かせ続けるという「したたかさ」には素晴らしいものがあります。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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草丈はまだまだ高くなりますが、既に、他の植物よりも優位に太陽の光を受けることができる草丈を確保しているという訳です。早春から花を咲かせるというのに、初夏まで大量の花を咲かせ続けるという「したたかさ」には素晴らしいものがあります。
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