〔徒然草〕すみれの詩 (6)
2018-07-11
「すみれの詩」から副題は『名は体を表わさず』、主役はコスミレです。石垣から淡紫色の花と白っぽい花が混じって咲いていますね。開花からの時間経過で花色が変化しているのでしょうか。詳細は分かりませんが、魅惑的だと思います。

よく話題になるのは「小菫」なのに、特段、小さくないという事実です。新井氏の評価は「納得がいかない」でした(笑)。

ところで、鈴木進氏の「原色|すみれ」に『北海道函館山より屋久島までの広域に分布するが、青森県には自生しないといわれる』との記載がありました。これって、どうも納得がいかない訳ですが、青森県の約半分を歩き回った旅の途中では、結局、見出せませんでした。その数年後、虻川輝夫氏の「青森県のスミレ」に黒石市で自生しているとの記載を知るに至り、なんだかホッとしたものです。
すみれの部屋@(花の写真館)
© 2018 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved

よく話題になるのは「小菫」なのに、特段、小さくないという事実です。新井氏の評価は「納得がいかない」でした(笑)。

ところで、鈴木進氏の「原色|すみれ」に『北海道函館山より屋久島までの広域に分布するが、青森県には自生しないといわれる』との記載がありました。これって、どうも納得がいかない訳ですが、青森県の約半分を歩き回った旅の途中では、結局、見出せませんでした。その数年後、虻川輝夫氏の「青森県のスミレ」に黒石市で自生しているとの記載を知るに至り、なんだかホッとしたものです。
すみれの部屋@(花の写真館)
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草原のコスミレ
2016-04-08
街中のすみれたちを訪ね歩く早春。晴れた休日に、なんとか時間を取って少しだけ出かけてみました。
でも、具体的なターゲットもなく、半分、闇雲に近い状況で走り回ったものですから、時間だけが過ぎてしまったのです。意を決して、とある公園を辿り着いて歩き回ってみました。
この公園でもタチツボスミレを少し見つけたのみで、カタクリを撮影して時間が過ぎて行きます(笑)。そして、半分あきらめた頃・・・。




この白い花は?そう言えば、良く似た状況で、良く似た草原でアリアケスミレを見つけた時のイメージがデジャブのように甦りましたが、いえ、これはコスミレですね。

コスミレは葉が四方にきれいに伸びて、端正な花を咲かせている印象が強いのですが、葉も花も少しヨレヨレ・・・^^。


しばらく、地面を這いまわるようにして撮影していましたので、道行人々は「何をしているのだろうねぇ??」みたいな目で眺めていたかも知れません。
まぁ、かわいらしい姿を堪能することができました。いろいろな春の植物と混生していました。そして、最後にヒメスミレを見つけて、よかったよかったという思いで帰路に就いたのです。

すみれの部屋@(花の写真館)
無断複製・転載・使用を禁止します。侵害は著作権法に違反します。
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でも、具体的なターゲットもなく、半分、闇雲に近い状況で走り回ったものですから、時間だけが過ぎてしまったのです。意を決して、とある公園を辿り着いて歩き回ってみました。
この公園でもタチツボスミレを少し見つけたのみで、カタクリを撮影して時間が過ぎて行きます(笑)。そして、半分あきらめた頃・・・。




この白い花は?そう言えば、良く似た状況で、良く似た草原でアリアケスミレを見つけた時のイメージがデジャブのように甦りましたが、いえ、これはコスミレですね。

コスミレは葉が四方にきれいに伸びて、端正な花を咲かせている印象が強いのですが、葉も花も少しヨレヨレ・・・^^。


しばらく、地面を這いまわるようにして撮影していましたので、道行人々は「何をしているのだろうねぇ??」みたいな目で眺めていたかも知れません。
まぁ、かわいらしい姿を堪能することができました。いろいろな春の植物と混生していました。そして、最後にヒメスミレを見つけて、よかったよかったという思いで帰路に就いたのです。

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コスミレのグラデーション
2011-04-12

今年、コスミレにもう何度か出逢いました。その中で、石垣の隙間から多くの花を咲かせている株は、花の色合に違いがあって、淡い青紫色とほぼ白に近い色が混じって咲き、グラデーションになっています。
実は、もっと赤味の強い花も、ほぼ乳白色の花もあって、慣れないと別種かなと思わせる悩ましいすみれなのです。書籍などでは「色の変化が多い」などと説明されていますが、これは赤白黄色のチューリップのように、青紫や赤紫や白色などの花を咲かせるコスミレがあるという意味であって、一つの個体が変化していくという意味ではありません。その上で、一つの個体も咲き始めから咲き終わりまでの間に色が変わって行くようです。つまり「色の変化が多い」および「色の変化がある」の両方ですね。
花の色合いが濃淡も含めて多彩であり、かつ花びらの幅も変化があります。最近、すみれの写真を撮ってはメールで送って来て「これは何?」と連絡してくるようになった友人が、それもコスミレ、これもコスミレと返事をしていましたら、「あー、もう分からん???」とさじを投げそうになっています。(^^*)
(参考) すみれの部屋@(花の写真館) 、 日本のスミレ増補改訂、 スミレハンドブック
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早春を告げるすみれ
2005-03-21

白が強い花を咲かせるコスミレです。早春を知らせるすみれの一つですが、この撮影地で個体数が毎年減っていくのが気掛かりなんです。
何が起きているのでしょうか。この花が咲く斜面なのですが、どんどん崩れていくのですね。土が乾燥しているような気がします。
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