〔徒然草〕摂津有馬を巡る (1)
2022-04-21

長く遠出を抑えてきましたが、今年は出歩いています(笑)。効率良く行動することは至難ですが、できるだけ「出逢いたいすみれたち」と「出掛けたい地域」を絞って楽しく動きたいと思います。今回は、以前から情報収集していた兵庫をめざしました。ぎりぎりまで現地の天候を確認していて、仮の予定より1日早く出掛けるというアクロバット的なスケジュールで、ドタバタッと巡ってきました。

まず「出逢いたいすみれたち」ですが、いきなり現れたのは、想定していなかったアリアケスミレでした。対向車とすれ違うことが不可能な道を延々走って、レンゲが咲く畑の横を歩いていて見つけました。白くて立派なイメージのアリアケスミレですよね。

ところが、この旅の間、この付近だけでなく、他の場所でも、こんな感じのアリアケスミレに出逢うことはありませんでした。
千葉から兵庫、その足でこの地に立っている、他には誰も居ないでしょうね。そんな目立たない場所です。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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〔徒然草〕お気に入りの一つ
2022-04-16

おや、アリアケスミレが見つかりました。このすみれって、あるところにはいっぱいあるようですが、近隣では滅多にお目にかかれません。

この種は表情に変化が多く、例えば、ここの個体群は全体におとなしい印象です。花の色合いも涼やかとても表現すべきでしょうか。一方、薄紅色の明るいほっぺたを持っているような花もあります。今、庭に咲いていますので、雨が止んだら、撮影しようかと思っています。

野山にすみれ散策に出掛けた際、アリアケスミレを目にすることができた年は、ラッキーだなぁと感じるのです(笑)。単純でいいですね。ご自宅のそばで普通に咲きますとおっしゃる方には不思議でしょうが、個人的な「お気に入り」とご理解くださいませ。
この季節の雨には気を揉みます。山道は歩きにくい、写真はうまく取れない、そして翌日もダメになります。
すみれの部屋@(花の写真館)
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〔徒然草〕標高約900mの路傍
2021-04-12
今回も撮影は3月末。やはり、臨場感なくて申し訳ないのですが、この時期、標高約900mの路傍にアリアケスミレが咲いていたので、勝手に盛り上がってしまったのです。

既に、「今年は植物たちの展開が早過ぎる」という情報はあったのですが、この標高でも通じる話なのか否か、行ってみないと分からない状況だったのです。そこは10日間程前の下界とほとんど変わらない環境でした。タイムスリップして時間が巻き戻ってしまったような印象ですね。

ここのアリアケスミレは花序全体が丸い印象です。もし、側弁にも紫条がしっかり入っていなかったら、自生環境から「草丈が足りないシロスミレ」と見間違いかねません。

この日は帰宅する予定でレンタカーを手配していたので、時間的な余裕がありませんでした。周辺をもっとゆっくりと散策できていれば、多くのすみれたちに出逢うことができたかも知れませんね。後ろ髪を引かれる思いでした。
* 新型コロナウィルスの動きはまるで呪縛。すみれたちの早い動きに対応できずにいます。
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*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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既に、「今年は植物たちの展開が早過ぎる」という情報はあったのですが、この標高でも通じる話なのか否か、行ってみないと分からない状況だったのです。そこは10日間程前の下界とほとんど変わらない環境でした。タイムスリップして時間が巻き戻ってしまったような印象ですね。

ここのアリアケスミレは花序全体が丸い印象です。もし、側弁にも紫条がしっかり入っていなかったら、自生環境から「草丈が足りないシロスミレ」と見間違いかねません。

この日は帰宅する予定でレンタカーを手配していたので、時間的な余裕がありませんでした。周辺をもっとゆっくりと散策できていれば、多くのすみれたちに出逢うことができたかも知れませんね。後ろ髪を引かれる思いでした。
* 新型コロナウィルスの動きはまるで呪縛。すみれたちの早い動きに対応できずにいます。
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〔徒然草〕久しぶりだねぇ
2020-04-27

遠出もできず、市街地をウロついて、普段は出向かない場所まで歩いてみました。ある住宅のブロック塀の前で咲いているアリアケスミレを発見。近隣エリアでアリアケスミレを見かけたのは、やっと3回目になります(拙宅庭は除く)。かなり昔からの住宅地ですので、おそらく、栽培品の生き残りでしょうか。周辺を見まわしてみたのですが、ここ以外では見当たらないようです。

アリアケスミレは分布範囲は広いのですが、なかなか自生品を観察できないと認識しています。自生数が薄めなのでしょうか。個人的には、7年前に東京都下で出逢ったきりになっています。栽培する分には丈夫で育てやすいのに、どうしたことでしょうね。あ、勿論、個人的印象であって、近所では掃いて捨てるほど見られ、雑草のようだと語る方もいらっしゃるかも知れません。^^
* 晴天と雨天が交互に訪れますね。ただでさえ、運動不足気味ですのに、雨では散歩もままなりません。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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狭山丘陵のすみれたち
2015-04-30
やっと遣り繰りした二日間のお休みで、関東甲信越を軽く回ってみました。
初日、諸事情で奥多摩は引き返して、狭山丘陵を散策してみました。余り時間を掛けられないので、軽ーく、一周した程度ですが、それなりに楽しかったです(笑)。


駐車場から疎林に入って、最初に出逢うのが外来種たちです。北米産のソロリアですが、3種の花変わりがまとまって咲いています。
そこから木陰に入って行くと、4月半ばなのに、もうニョイスミレが花を咲かせていました。暗めで土壌湿度が高いようです。

軽く丘を上って行くと、土壌の様子が変わり、枯れ葉でふかふかしている中にフモトスミレが現れます。なかなか可愛くてシンプルなタイプです。個体数が多いですね。
丘を登ると、コスミレが葉をたくさん展開していますが、花は見られません。確か、前回も同様でした。


太陽が高いうちにと少しだけ移動して、原っぱのある公園に足を運びました。明るい原っぱにはヒメスミレやスミレ、タチツボスミレたちが咲いています。
そして、目的の一つであった白いアリアケスミレが沢山咲いている原っぱにたどりつきました。なかなか綺麗ですね。一面に咲く白い花を見ていると心和みます。
すみれの部屋@(花の写真館)
無断複製・転載・使用を禁止します。侵害は著作権法に違反します。
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初日、諸事情で奥多摩は引き返して、狭山丘陵を散策してみました。余り時間を掛けられないので、軽ーく、一周した程度ですが、それなりに楽しかったです(笑)。


駐車場から疎林に入って、最初に出逢うのが外来種たちです。北米産のソロリアですが、3種の花変わりがまとまって咲いています。
そこから木陰に入って行くと、4月半ばなのに、もうニョイスミレが花を咲かせていました。暗めで土壌湿度が高いようです。

軽く丘を上って行くと、土壌の様子が変わり、枯れ葉でふかふかしている中にフモトスミレが現れます。なかなか可愛くてシンプルなタイプです。個体数が多いですね。
丘を登ると、コスミレが葉をたくさん展開していますが、花は見られません。確か、前回も同様でした。


太陽が高いうちにと少しだけ移動して、原っぱのある公園に足を運びました。明るい原っぱにはヒメスミレやスミレ、タチツボスミレたちが咲いています。
そして、目的の一つであった白いアリアケスミレが沢山咲いている原っぱにたどりつきました。なかなか綺麗ですね。一面に咲く白い花を見ていると心和みます。
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