〔徒然草〕取りこぼした話
2022-07-02

トヨコロスミレを求めて北海道へ出掛けた話はアップ済ですが、母種であるシロスミレの方をないがしろにしてしまいましたね。自生地は、ご覧の通り、ハマナスやスズランなどがゴチャゴチャと見られる原生花園で、ポツンポツンと散乱するように咲いています。

観察した限りの話ですが、母種であるシロスミレと白化変種であるトヨコロスミレは、おもしろいことに混在していて、数的にはほぼ半々というイメージでした。それにしても、白菫の白化変種って、それは「有り」なのでしょうが、奇抜奇妙な印象もありますよね。

例えば、花の大きさが違うとか、葉が長めだとか、どこかに微妙な違いがあるのではないかという期待に反して、青紫系の色素がないという遺伝的ポイント以外の違いは見い出せませんでした。花粉交換があっても、どちらかの形質が二択で発現するのでしょうか。
弟だけを紹介して、兄を忘れていたような感じですね。まぁ、遠目には似たようなものですが。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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レンゲツツジとシロスミレ
2008-07-21
6月中旬、高原に咲く白いすみれを見てきました。その名もシロスミレです。白い花を咲かせるすみれは数あるのですが、この種にシロスミレという名前が与えられた訳ですよね。
森林限界を少しだけ超えているのか、この辺りには高い木はありませんが、ところどころに朱色のレンゲツツジが咲いています。まだ背の高い草も少なく、シロスミレは明るい陽光を十分に浴びることができますね。

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森林限界を少しだけ超えているのか、この辺りには高い木はありませんが、ところどころに朱色のレンゲツツジが咲いています。まだ背の高い草も少なく、シロスミレは明るい陽光を十分に浴びることができますね。

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