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すみれを追いかけて

春夏秋冬 東西南北 すみれ追っかけ日記

〔徒然草〕奥羽の山々を縦走 (1)

オオタチツボスミレ

 半分は手続きのために出掛けたのですが、言い換えれば、半分は散策に時間を割くことができました。実は18年ぐらい前に訪れて、とても楽しかった西和賀を再訪したかったのです。秋田に接する奥羽の山々と仲良く暮らす山里で、地形的には縦に長い町です。

オオタチツボスミレ

 どこでも現れるオオタチツボスミレは、このエリアでは、タチツボスミレにもニョイスミレにも勝る最多普遍種だろうと思います。活躍する期間も相当に長そうで、更に標高を上げても下げても見つかるのです。移動日の初日と翌日の昼までに手続きに目処をつけて、二つの自生地へ向かいました。二拠点目の西和賀は、ほんの入口だけでしたが、嬉しいことに、花たちが群れるように咲き残っていたのです。

オオタチツボスミレ



「すみれたちの自生地」の多くはナビでは表示されない場所。記憶と勘で辿り着きます。^^

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕偶発的な出逢い (2)

オオタチツボスミレ

 強運でも無ければ、今年の前段では遭遇しないと思っていたオオタチツボスミレです。緊急参加した探索会の様子はアップしました。でも、その前に神戸の六甲高山植物園でも出逢っていたのです。葉の様子といい、花の様子といい、典型的な姿をしていますね。

オオタチツボスミレ

 これも人為的に導入されたものだろうと思います。入園直後、いきなり登場して驚かされてしまいましたが、どうした訳か、その後は見かけませんでした。それでも、開花のタイミングはぴったりでフレッシュな花が見られて、とてもラッキーでしたね。

オオタチツボスミレ

 この植物園の存在は事前に知っていましたが、立ち寄る計画だった訳ではありません。昔、偶発的に赤城自然園を訪ねて、オオバキスミレやオオタチツボスミレなどが咲いていて、とても驚かされたことを思い出しました。偶発的に訪ねるのも、いいものです。



 取りこぼしを拾っていますが、編集して既に一ヶ月以上が経過。あらら~、慌ててアップ!^^

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕個性は主張しないと!

オオタチツボスミレ

 お出かけ候補には記録していたのですが、キッカケがなくて延び延びになっていた信州の高山に、車両2台でわいわいと出掛けた話です。

オオタチツボスミレ

 歩き始めから最後まで一貫して目に付いたのはオオタチツボスミレでした。標高が高いためか、草丈が低い個体が多いと感じましたが、花はたくさん咲いていて、実は花弁の色合いには意外な程に大きな幅があったのです。

オオタチツボスミレ

 最も多い色合いは淡青紫色ですが、キリッと濃いめの青紫色もあれば、かすかに色が付いている程度の極淡青紫色まで見られ、そして、その個体群が隣り合っていたりするのです。花弁の形も違うなぁ。個性を主張する性質なのかも知れませんね(笑)。



 今年はオオタチツボスミレをたくさん観察できていますが、実は想定外なのです。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕グループすみれ旅 (15)

オオタチツボスミレ

 撮影地は群馬県ですが、場所によって、主に日本海側に産するすみれたちが咲きます。ご案内いただいた方は「日本海要素」のすみれたちと呼んでいました。まだ、オオバキスミレなどは見られませんが、近くで交雑種が咲いていましたので、その話は次回。

オオタチツボスミレ

 花を見やすいようにアップにトリミングしてみましたが、葉っぱも植物体全体からも、明らかにオオタチツボスミレだと分かりますね。

オオタチツボスミレ

 現在、使用しているカメラは、一見、まさにコンデジなのですが、フルサイズミラーレス一眼カメラですので、トリミングに強いのなんの!ここまで写り込んでいるのか!と驚かされてしまいます。一応、小さい三脚も併用しますが、光学式ボディ内手ブレ補正機構を搭載していますので、撮影自由度が高いですね。画角と被写界深度などを意識すれば、一般撮影は問題なし。世の中、便利になったものです。



 長い間、ニコンの一眼レフでした。アングルファインダーで覗くスタイルは制約が多かったです。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕小さい方が有利?!

 この白い花はオオタチツボスミレ(白花変種)です。もう20年間の長きにわたって、我が家の棚で遺伝子を維持してくれています。でも、「大」が付くタチツボスミレにしては小さくないでしょうか。

オオタチツボスミレ(白花変種)

 花も小さいのですが、それだけではなく、既に果実が炸裂する時期になっても、鉢にすんなり収まっています。夏場に向かって、もう少し大きくなりますが、昔は、もっと大きくなったように記憶しています。

オオタチツボスミレ(白花変種)

 鉢などの容器は育ち具合に応じて取り替えますが、最近は大きなプランターで芽を出しても、それほど大きく育たないですね。すると、容器の容量に制約されているために大きく育たないという訳ではないのでしょう。

オオタチツボスミレ(白花変種)

 生育環境の変化に対して生理的に順応することを、馴れるから「馴化(acclimation)」と言うそうで、日本光合成学会は「馴化には新規の遺伝子発現を伴うことがわかっている」と説明しています。へぇ、そうなんですか(驚き!)。

 * すみれたちの開花は、前半の猛ダッシュに比べて、後半はゆっくりだったそうです。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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