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すみれを追いかけて

春夏秋冬 東西南北 すみれ追っかけ日記

〔徒然草〕時間をかけた変化

 この自生地で最後に紹介するのはナガバノスミレサイシンです。実は、この一角には一面にナガバノアケボノスミレが咲いていた時期がありました。もう、昔の話です。現存個体群にも、その面影が少し残っているように感じますが、敢えて、交雑種かも!と訴える必要はなさそうですね。

ナガバノスミレサイシン

 近縁種が交雑すると、稔性が生じてみたり、戻し交雑の末に、外見的な姿や性質が変化していく現象が発生するように認識しています。スミレ属は、こうして交雑の末に別種に分化することが得意技のようですね。もっとも、それは長い歴史的な時間を要する技ですので、誤解なきように。

* そろそろ、気象予報士から「梅雨」という言葉が飛び出してくる季節になりました。早いモノです。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

© 2019 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved



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〔徒然草〕楽しい尾根歩き (1)

ナガバノスミレサイシン

 天気予報は不安定でしたが、すみれに逢いたくて出掛けてしまいました。約9Kmの周回ルート全体で見られたのはナガバノスミレサイシンです。

ナガバノスミレサイシン

 明るい場所では葉も草丈自体も小さめになることがあり、乾いた日向では、ちっとも葉が長くないこともあるのです。また、同じ山でも花色に変化が出ますね。白っぽい花、つまり、シロバナナガバノスミレサイシンから、淡い紫色、濃い紫色、二色咲き(バイカラー)風に見えるケースもあります。この日の後半は暗い林下歩きになり、魅力的な花が次々に登場しましたが、残念なことに、小雨を降らせた雲が太陽を遮って、撮影には不向きでした。

ナガバノスミレサイシン

*登りが多い前半は快晴で、所謂ピーカンだったのですが、ルート中盤で曇り始め、後半の北側ルートで小雨になりました。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕すみれの詩 (12)

ナガバノスミレサイシン

 新井二郎氏の「すみれの詩」にはナガバノスミレサイシンが高尾近辺には多いなぁという話と、交雑種であるナガバノアケボノスミレの話が出てきます。確かに、このすみれは高尾エリアに多く、特に裏高尾と呼ばれる北側の少し暗めな林下で頻繁に見られますね。

ナガバノスミレサイシン

 実のところ、山頂部や南側斜面のような乾燥気味の日向でも少しは観察できるのですが、日陰が多くて湿っている裏高尾の個体群とは、かなり違う姿をしています。特徴的な長いはずの葉が短くて丸いのです。中には葉が展開していない個体まで見つかってしまうのですが、すみれたちにとって、この環境の違いは決して小さくないということでしょう。

ナガバノスミレサイシン

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕すみれの詩 (4)

 高尾では比較的によく見られるナガバノスミレサイシンですが、とても長い名前がついたものです。新井氏が述べるように白っぽい花が多めかも知れません。その品種にはシロバナナガバノスミレサイシンという唇の体操になるような極めて長い和名が与えられていますが、所謂、連続的な変異でもあり、あえて、そのような名前で呼ばなくても良いかなぁと考える方が多いように思います。

ナガバノスミレサイシン

 さて、写真の個体は葉っぱがそう長くはないようです。南側斜面や山頂付近で見られる個体群は、実際、こんな感じが多いですね。逆に日影沢林道など裏側で見られる個体群は、わかりやすい長い葉っぱを持っています。半日陰の環境で元気に育つ性質なのでしょう。

ナガバノスミレサイシン

すみれの部屋@(花の写真館)

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続々 白いすみれたち

富士山の西側に咲いていた白いすみれの続々編です(少しくどいかも)。ナガバノスミレサイシンですが、やはり唇弁に紫条が残る準白と呼ばれるタイプの白花です。
白っぽいナガバノスミレサイシンは珍しくはないと思っていますが、薄紫色の花がたくさん咲いているところに、ちょこんと準白株がありますと、どうしても目を引きますね。

続々 白いすみれたち
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