〔徒然草〕グループすみれ旅 (8)
2022-05-16

さて、このすみれたちですが、普通に山中で出逢ったとしたら、花を見ても葉を見てもエイザンスミレだと判断しますよね、一般に!何か、怪しいのだそうですが、まぁ、エイザンスミレとして紹介させていただきます。

この日に出逢ったエイザンスミレは、どちらかというと細い葉を持ち、白っぽい花をさかせている型が多いようでした。当月初に紹介済みの隣町の個体群の場合、小ぶりな葉、薄紅の花に紅紫の条(筋)が入っていました。いづれも繊細な優雅さを感じさせますね。

花期が終わろうとする頃には、切れ込みが浅めで楓に似た印象の葉が展開してきます。可能なら、そんな姿も観察したいところです。
単車で高速をしっかり走ろうとすると、少し大きいサイズの方が安心感がありますね。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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〔徒然草〕すみれ二人旅 (2)
2022-05-05

ヒナスミレと同数程度に見られたすみれと言えばエイザンスミレでした。天気予報に反して小雨から曇天が多かったので、エイザンスミレの綺麗な薄紅色がうまく伝わりそうにありません。まぁ、自然が相手ですから仕方がありませんね。

標高や環境を変えながら、複数の場所で撮影しています。あちこちで見られたのがエイザンスミレだったという側面もあります。その結果、花弁の波打ち方や、葉の幅や形状が微妙に異なり、幾つかのグループがあることが分かりました。

観察地のエイザンスミレは横顔が可愛らしくて、その上、後方からの姿さえもいけてますね。不思議なことに、ここでは白っぽい花は見られませんでした。自生地によって、いろいろですが、それがおもしろいと思っています。
「すみれ二人旅」編としていますが、1日だけ「一人旅」でした。自由に動くには少人数も良いのです。
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〔徒然草〕なかなか遠い高尾 (4)
2022-04-09

1週間前に出掛けた高尾の話をもう一つだけ。この日、相当歩いた時点で、ふと、エイザンスミレがなかなか現れないことに気づきました。見かけたのは独特で小さな葉が1本という状況に、既に観察情報があったはず?!と思いながら、見逃さないように気をつけていました。

やっと、花を見ることができたのは、もう帰路を意識して下り始めた頃でした。エイザンスミレって、遅咲きの部類でしたっけ。いやいや、昨年は普通に見かけました。その際に歩いたルートと、今年のルートはそれなりに重複しているのに不思議でなりません。

出逢った個体群は、少しおとなしい素朴系の花を持つものばかりでしたが、それでも、今年も観察できたことを喜ぶことにしましょう。

昨年、泣く泣くキャンセルした群馬に再チャレンジです。一方、ほぼ同じエリアへのお誘いがありました。^^
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〔徒然草〕高尾山ふたたび (3)
2021-03-31
踏破したルートでは、御多分に洩れず、エイザンスミレも白っぽくて、かなり面食らっています。

確かに、白っぽい個体が少ない訳ではありませんが、一般には花弁全体がふわっと薄紅色だったり、花弁裏側に紅色の筋が入ったりするものだという印象ではないでしょうか。

観察できた個体の多くは、ご覧の通り、花序中央部が黄色掛かっているものでした。これってヒカゲスミレなど、白い花を咲かせる種に多く見られる性質ですね。まるで、以前に見せていただいた栽培品のシロバナエゾスミレを彷彿とさせるものありました。

勿論、シロバナエゾスミレは、所謂「青軸品」ですから、この個体群とは根本的に別モノですが、遠目に与える印象はとても似ていました。

この日、観察したすみれたちは、概ね、こんな様子でして「紫」を意識したのはタチツボスミレだけだったかも。
* 高尾山の話はまだ続くのですが、少し出掛けてきましたので、その報告も交えたいと思います。
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確かに、白っぽい個体が少ない訳ではありませんが、一般には花弁全体がふわっと薄紅色だったり、花弁裏側に紅色の筋が入ったりするものだという印象ではないでしょうか。

観察できた個体の多くは、ご覧の通り、花序中央部が黄色掛かっているものでした。これってヒカゲスミレなど、白い花を咲かせる種に多く見られる性質ですね。まるで、以前に見せていただいた栽培品のシロバナエゾスミレを彷彿とさせるものありました。

勿論、シロバナエゾスミレは、所謂「青軸品」ですから、この個体群とは根本的に別モノですが、遠目に与える印象はとても似ていました。

この日、観察したすみれたちは、概ね、こんな様子でして「紫」を意識したのはタチツボスミレだけだったかも。
* 高尾山の話はまだ続くのですが、少し出掛けてきましたので、その報告も交えたいと思います。
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〔徒然草〕早春の高尾~城山 (7)
2021-03-17
今回で高尾から城山を歩いたお話はおしまい。油断して、余りうまく撮れなかった城山のエイザンスミレです。

それなりに目を凝らしていたつもりですが、この一株しか見当たりませんでした。高尾山を超え、小仏城山を通過し、それなりに疲れて下山している途中です。

低山の場合、すみれたちが咲き出す場所について、標高は余り関係がなさそうですね。林道入口からの道筋に、まだ、エイザンスミレは見つかりませんでした。撮影地は高尾山の山頂より少しだけ高い位置なのです。

下の方で見られなかった種が、上の方で見られることが、この林道では良く発生します。高い低いと言っても、たかが知れていますが、ちょっと不思議に感じることは事実かも。植物体の伸長や開花には多くの要素が関連するのでしょう。太陽が地面を照らす時間が異なるのであろうと、勝手に推測しております。^^
* 九州北部や中国地方など、西日本への遠征を想定していたのですが、今年は難しそうです。( ・ ・ )ゞ
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*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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それなりに目を凝らしていたつもりですが、この一株しか見当たりませんでした。高尾山を超え、小仏城山を通過し、それなりに疲れて下山している途中です。

低山の場合、すみれたちが咲き出す場所について、標高は余り関係がなさそうですね。林道入口からの道筋に、まだ、エイザンスミレは見つかりませんでした。撮影地は高尾山の山頂より少しだけ高い位置なのです。

下の方で見られなかった種が、上の方で見られることが、この林道では良く発生します。高い低いと言っても、たかが知れていますが、ちょっと不思議に感じることは事実かも。植物体の伸長や開花には多くの要素が関連するのでしょう。太陽が地面を照らす時間が異なるのであろうと、勝手に推測しております。^^
* 九州北部や中国地方など、西日本への遠征を想定していたのですが、今年は難しそうです。( ・ ・ )ゞ
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