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すみれを追いかけて

春夏秋冬 東西南北 すみれ追っかけ日記

〔徒然草〕展示品を拝見 (15)

 この少し濃いめな紫色で、印象的な菊葉系すみれって、記憶する限り、初めて目にしました。「マツバノジスミレ」という名前だそうです。撮影後にいろいろ調べてみたのですが、決して情報は多くありません。花数が多くて魅力的な姿をしていますね。

マツバノジスミレ

 ノジスミレとヴィオラ・ピンナータ ( Viola pinnata ) の人工交配種との情報を信じてみましたが、一次情報が見つかっていませんので、少し正確性に乏しい部分はあるものと理解してください。残念ながら、過去、この横文字の片親を観察する機会がなかったのですが、アルプス山脈周辺域に自生する複葉型の種とのことでした。写真ではノジスミレにも似ていました。葉の色合いが渋くて好感が持てます。



日中の気温は高いままですが、空の雲の様子が秋めいてきました。意外に忙しい日々が続いておりまして、少しバテ気味です。^^

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕展示品を拝見 (9)

 鈴木進氏の作出により、すみれ園芸化の先駆けとなった「ラインローザ」の名を持つ「ラインローザ・ジャイアントピンク」が出展されていました。昔、栽培したことがあり、数年は維持しつつ、根伏せで株数を増やしたのですが、消えてしまいました。

ラインローザ・ジャイアントピンク

 ミヤマスミレとヤクシマスミレ、そしてナンザンスミレという3種の遺伝子が用いられた交配種だそうです。独特の花色を呈しており、実は2種類のカメラで撮影したのですが、どちらも少しずつ違う色合いで記録されていたのです。色調の調整には少し苦労しました。

 因みに、昨年、葡萄などの農産物保護強化のために改正種苗法が施行されましたが、前世紀、すみれは品種登録さえも稀でした。



ラインローザ・ブラックベル」が農水省の品種登録DBに登録されていますが、残念ながら、こちらは見たことがありません。

すみれの部屋@(花の写真館)
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〔徒然草〕展示品を拝見 (6)

 油断をして、札の文字を写し漏れたのですが、「紅鶴」という文字が記されていたと記憶しています。すると、「エイザンスミレxベニバナナンザンスミレ・紅鶴」でしょう。ただ、残念なことに、この長めの名前は使われないこともあります。1979年の交配で、その後、同系統の組み合わせによる交配は多く存在したでしょうが、それを「紅鶴」風な名称で流通させはしないだろうと、性善説的に期待しています。

エイザンスミレxベニバナナンザンスミレ・紅鶴

 一方、ヒラツカスミレの交配親を広義に理解することがあるようです。つまり、エイザンスミレ、ヒゴスミレ、ナンザンスミレ、ベニバナナンザンスミレ、大陸系の近縁種など、どれを親としてもヒラツカスミレと説明するグループ名的な発想で、それも考え方ですね。ただ、命名に関する国際規約も踏まえて、やはり、命名者の意向は、ある程度尊重された方が気持ち良いと思っています。



この季節は、すみれの展示会などで観察させていただいた展示品や、栽培棚の栽培品などの情報整理をしています。

すみれの部屋@(花の写真館)
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〔徒然草〕勝手にハイブリッド

交雑種(パルマータ x ソロリア 'パピリオナケア')

 狭い栽培棚には、育てやすい強健な種か、経過を観察したい少し珍しい種か、両極端なすみれたちが並んでいます。放っておいても、勝手に世代を重ねている外来の強健種ヴィオラ・パルマータが増えすぎて、小さいプランターにまとめ植えしていました。

交雑種(パルマータ x ソロリア 'パピリオナケア')

 「大輪のパピリオナケアが咲いているなぁ」、「あれっ、花冠が大きくて丸っこいパルマータかな?」、実は、どちらも違いました。所謂、鳥脚形の葉を持ち、パピリオナケア風な花を咲かせている大株が、ど~んとプランターを支配しています。鳥脚形の葉は、パルマータの3倍はあろうかという面積でした。これは「雑種強勢」ですね。一月半後、秕(しいな)が上がり、稔性のない雑種と確定しました。

交雑種(パルマータ x ソロリア 'パピリオナケア')



交配はしていませんが、稀に、自主的交雑種が現れます。短期間なら維持できるのですが、不完全でも稔性があると助かります。

すみれの部屋@(花の写真館)
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〔徒然草〕大輪化と香りの選択

 今春、ちょっと、扱いに困り、そのままになってしまった「ボーンマス・ジェム('Bournemouth gem')」という札があったすみれです。

 札にはニオイスミレと記載があったのですが、どうも交配種らしいとの情報もあり、改めて調べた結果、やっと正体が判明しました。あは、少し大げさですか(笑)。大輪化した代償に香りが弱くなってしまった『デヴォン・ヴァイオレット』という結果だったのです。

ボーンマス・ジェム

 要するに、これは交配種ガバナー・ヘリックの選別系統、Governor Herrick Type の一つでした。では、ニオイスミレではないことになります。それって、例えば、オクタマスミレをヒナスミレと一方の名前だけで呼んでしまうような状況で感心できませんよね。



 UKの君主にして複数国家の元首であるエリザベス女王の訃報が伝えられました。
気になったのは、事実上の国歌 God Save the Queen が Kingに変わること(低次元・・・)。

すみれの部屋@(花の写真館)
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