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すみれを追いかけて

春夏秋冬 東西南北 すみれ追っかけ日記

〔徒然草〕展示品を拝見 (3)

 今回のお話も自然界では見られない人工交配種のフイリキソスミレです。両親は想像通りかと思いますが、「スミレ x フイリゲンジスミレ」とのことでした。国内にも自生するゲンジスミレとの組み合わせには、木曽で見つかった所以で、キソスミレという名前が付いています。

フイリキソスミレ

 フイリキソスミレには白花種があって、園芸流通していたことを覚えています。フイリゲンジスミレには白花変種があり、スミレにも多くの型がありますから、同じ組み合わせでも、多彩な表現型があり得るということなのでしょう。特異な例になりますが、昭和初期の園芸家である鈴木吉五郎氏が作出した、スミレの葉変わり品種であるニシキスミレとの組み合わせは、トミオカスミレと命名されました。



山野草の神様と呼ばれた鈴木吉五郎氏が、キソスミレを無視して命名したというより、まだキソスミレの知名度が低かったようです。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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