〔徒然草〕晴れた林道を巡る (4)
2023-05-17

この丸っこくて、可愛らしい感じのすみれは何、もしかするとヒナスミレ?!そんな印象でした。引率者がヒナスミレだと説明しなければ、しばらくの間、唸っていたかも知れません。もちろん、今はヒナスミレだよね!と思っています(笑)。

それにしても、こんな陽向に咲きますかね。あまり目立たない葉は縁が波打っていて、しっかり三角形でした。花弁の先端部や距に赤紫色が滲むように色付くケースは見たことがあります。この付近では、こんな姿がスタンダードなのかも知れません。もう少し花冠が縦長だったら、葉がもう少し長い卵形だったら・・・と、ピンと来なかった理由を考えます。まぁ、もっと、各地で観察しろということですよね。

急激に暑くなりましたが、なんだか疲れて、半日、寝てしまいました。寄る年波には勝てませんね。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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〔徒然草〕すみれ二人旅 (1)
2022-05-04

4月の「グループすみれ旅」編が(4)で止まっている状態です。なにしろ、いつ終わるかなぁと途方に暮れる程に多くのすみれたちに出逢ってしまいました。他の話題も織り込みながら、少しずつ進めることにしました。今回は友人と「すみれ二人旅」編です。

観察地は、昔、足繁く通ったエリアですが、樹木が伸びたり、雑草が増えたりで、環境は変わっていました。逆に「これはおもしろい!」という気持ちであちこち足を踏み入れてみたのです。種の数は多くはなく、天候も微妙でしたが、楽しかったですよ。

先ず、個体数が多かったのはヒナスミレです。白い斑があるもの、ないもの、薄めのものと変化に富んでいました。それらが隣り合っているのは普通の光景です。品種として区分されてはいますが、個体変異レベルとする見方も、あながち、間違いではないかも知れませんね。
「すみれ二人旅」編を短期間続けてから、「グループすみれ旅」編に戻ろうと思います。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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〔徒然草〕なかなか遠い高尾 (2)
2022-04-03

東京の端っこに位置する高尾山は、比較的早めにすみれたちが咲き出すことが多い環境です。それでも今年は開花が遅れていました。4月に訪れたも関わらず、比較的早咲きとされるヒナスミレがいっぱい咲いていて、とても妙な気分にさせられました(笑)。

改めて過去の開花記録を調べてみると、温暖化の影響なのか、前世紀より相対的に早くなっている傾向はありそうですが、本来、この時期の開花で「普通」の範疇なのかも知れません。一方、実感として驚いているのは株数です。こんなに多かったかなぁ・・・。

花の色や形状に見られる変化を楽しめました。多くは楚々とした細めの花弁ですが、フリル風に波打つ大柄の花は「キュート感」高めです。

二昔前の記憶には、オクタマスミレやナガバノアケボノスミレが登場しますが、最近は見かけません。
すみれの部屋@(花の写真館)
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毎回出逢う不思議
2021-09-25
今年はほとんど出かけることができず、撮影できたすみれたちは多くありませんので、残念ながら、撮影ストックは残りわずかになってしまいました。

オクタマスミレを探しに出かけたエリアで撮影した、一方の親であるヒナスミレが、なかなか個性的でした。山道を歩くだけでは分かりませんが、実は、ふわふわの枯れ葉や苔などに覆われた林下一面に生育していたのです。

もちろん、もう一方の親であるエイザンスミレも花を付けており、うまい具合にほぼ同じ割合の個体数に見えました。過去、この林下でも複数のオクタマスミレが見られたので、目を皿のようにして探し歩いてみたのですが、どうも今年は見つけることができず、はじめに見かけた路傍に咲いていた個体群だけだったのです。

それでも、稀有な存在である自然交雑種のオクタマスミレに毎回出逢うことができるエリアがあるということは、それはそれで不思議な事態ではないかと思っています。
* 新型コロナの第5波は、なんとか収束に向かっているようですが、このままではないかも知れませんね。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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オクタマスミレを探しに出かけたエリアで撮影した、一方の親であるヒナスミレが、なかなか個性的でした。山道を歩くだけでは分かりませんが、実は、ふわふわの枯れ葉や苔などに覆われた林下一面に生育していたのです。

もちろん、もう一方の親であるエイザンスミレも花を付けており、うまい具合にほぼ同じ割合の個体数に見えました。過去、この林下でも複数のオクタマスミレが見られたので、目を皿のようにして探し歩いてみたのですが、どうも今年は見つけることができず、はじめに見かけた路傍に咲いていた個体群だけだったのです。

それでも、稀有な存在である自然交雑種のオクタマスミレに毎回出逢うことができるエリアがあるということは、それはそれで不思議な事態ではないかと思っています。
* 新型コロナの第5波は、なんとか収束に向かっているようですが、このままではないかも知れませんね。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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〔徒然草〕高尾山ふたたび (2)
2021-03-28
高尾山のすみれたち Part2 ですが、今回は、ヒナスミレを選んでみました。

写真をご覧いただくとあれっと思われるかも知れません。花弁は細めで白っぽく、ヒナスミレらしさ!が足りていない印象です。それでも、葉っぱはヒナスミレだよ!と主張しており、パーツ単位で見ると顎や距の特徴も同様です。

半月前の Part1 で登場した個体の方が、まだ、らしさ!があったなぁと思います。ネット上では「高尾すみれ便り」がいっぱいなので参照してみるのですが、皆、丸くて薄紅色の花弁で、らしさ!満開。さて、どうしたことでしょうか。

今回、観察できた株の数は自分史上で最多でした。歩いたコースの問題というより、山全体がすみれなどの花々で溢れかえっていて、どのコースを選んでも、それなりの個体数を目撃できるのではないかと思います。

まだ3月。可能な方、出掛けてみるのもよろしいかと。
* 明日から少しの間、留守にします。なんとか、天候は回復しそうだと思うのですが、どうでしょうか。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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写真をご覧いただくとあれっと思われるかも知れません。花弁は細めで白っぽく、ヒナスミレらしさ!が足りていない印象です。それでも、葉っぱはヒナスミレだよ!と主張しており、パーツ単位で見ると顎や距の特徴も同様です。

半月前の Part1 で登場した個体の方が、まだ、らしさ!があったなぁと思います。ネット上では「高尾すみれ便り」がいっぱいなので参照してみるのですが、皆、丸くて薄紅色の花弁で、らしさ!満開。さて、どうしたことでしょうか。

今回、観察できた株の数は自分史上で最多でした。歩いたコースの問題というより、山全体がすみれなどの花々で溢れかえっていて、どのコースを選んでも、それなりの個体数を目撃できるのではないかと思います。

まだ3月。可能な方、出掛けてみるのもよろしいかと。
* 明日から少しの間、留守にします。なんとか、天候は回復しそうだと思うのですが、どうでしょうか。
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*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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