〔徒然草〕いい年にしましょう
2021-01-01
いつもご訪問いただきまして、本当にありがとうございます。
新しい年は、しっかり寒い冬になりましたね。本年もよろしくお願い申し上げます。

お正月には一年の抱負を述べるのが常と思います。そう!今年は、すみれ界のお姫さま「ヒナスミレ」に出逢いたいですね。ヒナスミレは見かける地域によって葉も花も様子が違います。もしかすると、地域というより、隣の山でも違いが出ることがあるのではないでしょうか。でも、全体から醸し出される可愛らしさは共通の特性でしょうね。

写真は、もう10年も前に撮影したものですが、お気に入り度がとても高い個体群です。ヒナスミレは西北斜面の少し暗い環境に咲く傾向がありますが、この自生地は山頂に近いカラマツ林で、明るい場所と暗い場所が交互に現れる場所でした。ふんわりとした林床で自由に育った印象でした。
山梨県ですので、また出掛けることができるでしょうが、同じようなタイミングに訪れることができる保証はありません。すみれたちとの出逢いは、いつも「一期一会」です。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
© 2021 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved
新しい年は、しっかり寒い冬になりましたね。本年もよろしくお願い申し上げます。

お正月には一年の抱負を述べるのが常と思います。そう!今年は、すみれ界のお姫さま「ヒナスミレ」に出逢いたいですね。ヒナスミレは見かける地域によって葉も花も様子が違います。もしかすると、地域というより、隣の山でも違いが出ることがあるのではないでしょうか。でも、全体から醸し出される可愛らしさは共通の特性でしょうね。

写真は、もう10年も前に撮影したものですが、お気に入り度がとても高い個体群です。ヒナスミレは西北斜面の少し暗い環境に咲く傾向がありますが、この自生地は山頂に近いカラマツ林で、明るい場所と暗い場所が交互に現れる場所でした。ふんわりとした林床で自由に育った印象でした。
山梨県ですので、また出掛けることができるでしょうが、同じようなタイミングに訪れることができる保証はありません。すみれたちとの出逢いは、いつも「一期一会」です。
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〔徒然草〕今年は葉っぱばかり
2019-05-18
以前、とても魅力的なヒナスミレを見かけた急な坂道を目指して登って来ました。カレンダー上ではほぼ同じ時期です。そして、そこにヒナスミレが確かに居たのですが、残念ながら、葉っぱばかりでした。ヒナスミレは良く咲く年(当たり年)と、そうでもない年がありますね。

これはくじ引きのようなものでしょうから、致し方ないとして、極めて近い場所で雰囲気の異なる葉が見られたのはおもしろいところです。一方は、フイリヒナスミレと呼ぶべき様子をしていて、他方は、明るい緑色の葉に極めて薄い斑が見られます。結局のところ、大きな違いではないということでしょうね。以前観察したのは、このフイリヒナスミレの方に可憐なピンク色の花が咲いていた姿でした。また、来てみたいと思います。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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これはくじ引きのようなものでしょうから、致し方ないとして、極めて近い場所で雰囲気の異なる葉が見られたのはおもしろいところです。一方は、フイリヒナスミレと呼ぶべき様子をしていて、他方は、明るい緑色の葉に極めて薄い斑が見られます。結局のところ、大きな違いではないということでしょうね。以前観察したのは、このフイリヒナスミレの方に可憐なピンク色の花が咲いていた姿でした。また、来てみたいと思います。
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〔徒然草〕楽しい尾根歩き (3)
2019-04-07
これ、なかなか魅力的ですよね。花いっぱい。それも真っ盛りで、配置のバランスも良し。こんな株に出逢うと、思わず、ニマニマしてしまいます。どうしようもなく、一期一会なのですが…。

林道を下っている時、突然!な感じで、ヒナスミレが咲く一角が現れたのです。この株の周囲にも咲いていたのですが、やはり、この子たちの主役を張ってもらいました。ヒナスミレにも少し変異があるのですが、この個体は可愛らしくて、更に、ちょっと凛々しい感があるように思います。この後、散々歩いたにも関わらず、足取り軽く、ルート終盤の単調な坂道を下っていった訳です。
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林道を下っている時、突然!な感じで、ヒナスミレが咲く一角が現れたのです。この株の周囲にも咲いていたのですが、やはり、この子たちの主役を張ってもらいました。ヒナスミレにも少し変異があるのですが、この個体は可愛らしくて、更に、ちょっと凛々しい感があるように思います。この後、散々歩いたにも関わらず、足取り軽く、ルート終盤の単調な坂道を下っていった訳です。
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〔徒然草〕すみれの詩 (9)
2018-08-11
高尾のヒナスミレ、続編です。この狭いエリアで幾つかの変異が見られるのですが、ここで紹介するのは、その内、花弁が全体に小さめでキリっとした印象を持つヒナスミレと、葉緑素以外の色素が抜けた印象で、ちょっと怪しいシロバナヒナスミレです。

葉について、ヒナスミレの方が花弁と同様に少し細めに見えます。シロバナヒナスミレの葉は、まぁ、形状はほぼ同じですが、立体感がない感じですね。唇弁の距がプックリしていて、ちょっと変です。双方とも典型品ではないようだと思っています。

このエリアには、他にも紅色で愛らしい個体群、花弁や葉が強めに波を打つ個体群、大柄で派手めの個体群などが見られるだけでなく、年によって開花数に変化があって楽しくなるのです。でも、高尾全域で満遍なく見られる種ではありません(悪しからず)。
すみれの部屋@(花の写真館)
*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
© 2018 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved

葉について、ヒナスミレの方が花弁と同様に少し細めに見えます。シロバナヒナスミレの葉は、まぁ、形状はほぼ同じですが、立体感がない感じですね。唇弁の距がプックリしていて、ちょっと変です。双方とも典型品ではないようだと思っています。

このエリアには、他にも紅色で愛らしい個体群、花弁や葉が強めに波を打つ個体群、大柄で派手めの個体群などが見られるだけでなく、年によって開花数に変化があって楽しくなるのです。でも、高尾全域で満遍なく見られる種ではありません(悪しからず)。
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*コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです
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〔徒然草〕すみれの詩 (8)
2018-07-28
「すみれの詩」にヒナスミレの章はありますが、副題である『高尾山でいつかは会いたい』の会いたい対象は、ヒナスミレを片親とする交雑種のオクタマスミレとシロバナヒナスミレです。ヒナスミレについては簡単に触れた程度という印象でしょうか。

新井氏のホームグランドである高尾にもヒナスミレがたくさん咲きますが、すみれの季節序章で咲き出すため、「目立たないスミレ」と表現しています。確かに見逃しやすいかも知れません。でも、見かけると飛びっきり嬉しくなってしまう、ちょっと特別な存在でしょう。この写真の個体は、もう10年以上前にコンデジで撮影しました。ヒナスミレらしさが感じられる「可憐なタイプ」ですが、実は、この狭いエリアで幾つかの変異が見られます。引き続き、そんな変異を紹介していきたいと思っています。

すみれの部屋@(花の写真館)
© 2018 Green Moonlight by NYAN All rights Reserved

新井氏のホームグランドである高尾にもヒナスミレがたくさん咲きますが、すみれの季節序章で咲き出すため、「目立たないスミレ」と表現しています。確かに見逃しやすいかも知れません。でも、見かけると飛びっきり嬉しくなってしまう、ちょっと特別な存在でしょう。この写真の個体は、もう10年以上前にコンデジで撮影しました。ヒナスミレらしさが感じられる「可憐なタイプ」ですが、実は、この狭いエリアで幾つかの変異が見られます。引き続き、そんな変異を紹介していきたいと思っています。

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