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すみれを追いかけて

春夏秋冬 東西南北 すみれ追っかけ日記

〔徒然草〕新幹線日帰りの旅 (2)

 さて、二番手は本丸のチシマウスバスミレです。これをしっかり観察することが主要な目的でした。ところが、湿地っぽい場所に自生して、背が低く、下向きに咲くため、花の撮影が極めて面倒です。ありがたいことに、花は終焉期に当たるようですが、良い被写体がいました。

チシマウスバスミレ

 実は、大きめのルーペで花柱付近を覗き込んでみました。柱頭を含む柱状部全体が棒状に見えたのですが、撮像を拡大してみると、やはり、ご覧の通り、小ぶりながら虫頭形です。持ち出した大きめのルーペが役立たずなのではなく、自分の眼が役立たずかも知れませんね。カメラに救われています(笑)。葉全体がスプーン状で、おとなしい鋸歯は判別しやすく、ウスバスミレとの二択なら、葉で分かりそうです。



本州でウスバスミレやチシマウスバスミレの季節は「梅雨」なので、出掛ける選択が難しい。でも、案内人が天気男だと安心!^^

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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〔徒然草〕撮っていて良かった

 一人で散策する場合が多いのですが、小規模集団で動くと楽しいですね。更に、目の数が増えるメリットはとても大きいものがあります。

 写真の中央ですが、チシマウスバスミレだと、今は思っています。参考ですが、向かって左側はミヤマツボスミレ(広義でニョイスミレ)、右側も、花冠の雰囲気が中間的に見えますが、ニョイスミレでした。この一角は、このような混生地だったのです。

チシマウスバスミレ

 実は、中間的も何も、チシマウスバスミレは無茎種、ニョイスミレは有茎種ですから、それなりに違いが分かると思っていたのですが、数が多いニョイスミレが咲いている現場では「ちょっと変なニョイスミレ!」ぐらいにしか感じないものだと痛感しました。

 今回、チシマウスバスミレとオオバタチツボスミレを念頭に置いていましたが、近年、チシマウスバスミレは見当たらないとの情報があり、気合いが入っていなかったのかも知れませんね。まぁ、「ちょっと変なニョイスミレ!」を撮影していて良かったです。



 画像を拡大表示して、葉の縁や裏面に微毛が生えていることなどを確認しています。

すみれの部屋@(花の写真館)
 *コンテンツの一部(徒然草)をブログで再現したものです

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